以前に、らくやきマーカーを使ってお皿に絵を描いてプレゼントをしたことがありました。
今回はセラムグラスを使ってジィジ・バァバへプレゼントを創作しました。
セラムグラスは焼き付けをしなくてもよいと評判で一度使ってみたかったアイテムです。
イケアで購入したグラスに子どもたちが絵を描いて仕上げます。
焼き付けるタイプではないので、本当に絵付けできるものなのか、すぐには消えないものか実際に使って調べてみました。
セラムグラスとは?
陶器やガラスなどに文字や絵を描いてオリジナルの食器を作ることができるマーカーペンです。
サクラクレパスから発売されていて全8種類のカラー展開になります。
ペンの細さは1.0mmと2.0mmの2種類があります。
オーブンを使った焼き付け作業が必要ないので手軽に簡単にオリジナル食器を作ることができます。
セラムグラスの魅力は?どんな特徴があるの?
セラムグラスの一番の特徴は焼き付けが必要ないという事です。
焼き付けるタイプのペンはオーブンが後で臭くなったり、やけどの心配があったり、ガラスには使用できないものでした。
セラムグラスは焼き付けが必要ないのでガラスにも使用できます。
透明調なインキなのでガラスに装飾するとステンドグラスのような仕上がりになります。
ガラス以外のオーブンで焼き付けできないビンや花瓶やホーローなどにも絵付けができます。
食洗器に入れても大丈夫なのもとても魅力です。
セラムグラスの使い方
①セラムグラスを使用する食器をきれいに洗って乾かします。
②直接、絵を描いても良いのですが、ガラスなどに絵を描くときは写し絵を使って描くこともできます。
③写す絵を切り取り、ガラスにあてて絵を描きます。
④キャップを押さえてペン先を上に向けたままカチカチと音がするまでよく振ってから使います。
⑤インキがなくなってきたら、再度、振りなおして使用します。
⑥描き間違えたりした場合はアルコールウェットティッシュで拭くときれいに消せて何度でも書き直しができます。
⑦飾りとしてではなく食器として使用する場合は、食品や口に触れる部分には色つけをしないほうが良いです。
⑧12時間自然乾燥させれば完成です。
すぐに消えるか試してみる
ガラスや陶器に絵付けしたセラムグラスは本当に消えないのもなのか色々と試してみました。
実際に12時間自然乾燥させて作ってみた主な感想です。
- 指の腹でこすってもとれないほどしっかりと絵付けされていた。
- 爪でカリッとこすると剥がれるので、固いたわしなどを使うと摩擦で削れて消えてしまう。
- やわらかいスポンジで水洗い程度なら大丈夫。
- 食器洗い洗剤を使用しても大丈夫だが、強くこすると消えてしまう。
- 陶器やガラスでも表面にツヤのあるような加工をしている物には描いてもすぐに消えてしまう。
- 表面加工がされていないガラスにはきちんと色がついていた。
消えないようにするためには、しっかりと乾燥させることが重要です。
12時間乾燥させても湿度や部屋の温度などによって乾きにくいこともあります。
12時間となっていますが、12時間乾かしたものと24時間乾かしたものでは24時間以上乾かした物の方が洗っても消えにくかったです。
触りたい早く完成をプレゼントしたい気持ちをぐっと我慢ししっかりと乾燥させましょう。
きれいな仕上がりにする裏技
削る手法
セラムグラスを削る手法を使うとより細かな模様を作ることができます。
セラムグラスを使って広範囲に色を塗りつぶします。
その後、1時間程度、乾かしてからつまようじや竹串などを使って色を削るように文字や絵を描いていきます。
色があるところに透明な絵や文字を描くという感じです。
色を混ぜる
セラムグラスをパレットなどに押し付けて色を出し、筆などで異なる色を混ぜることができます。
絵具の様な感覚で色を混ぜることができるので、ピンクやライトグリーンなどのきれいな色を作ることができます。
まとめ
オーブンなどを使用しないで簡単にオリジナルのアイテムが作れるのはとても便利です。
子どもたちだけでも安心して作ることができます。
焼かない分、しっかりと色がついて消えないのか心配でしたが、思っていた以上にしっかりと色がつきました。
色が消えてもまた描き直すだけというお手軽な感じで制作に取り組めます。
プレゼントに最適で、我が家もしっかりと乾かした後にジィジ・バァバにプレゼントしました。
孫たちが描いたグラスに大喜びでした。
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