大きな地震や台風を経験した子ども達と一緒に手作りで何か防災グッズを作れないかと調べていました。
ネットで調べていると「パラコードいうロープでブレスレットを作って持ち歩く」という内容を見つめました。
パラコードは防災グッズとして最近話題になっている丈夫なロープになります。
ただのロープとは異なり、色々な使い道があることがわかりました。
ここではパラコードとは何なのか・どのような特徴があるのかを詳しく紹介していきます。
パラコードとは?
パラコードはパラシュートコードの略語になります。
パラシュートと人を支えるラインとして使われていたロープになります。
軍事用の兵士向けに開発された物で重力や風力に耐えれる強度のあるロープになります。
近年ではパラコードはミリタリーやアウトドアのアクセントやファッションアイテムとして注目されています。
編むことで色々な小物と組み合わせる事ができます。
編んだパラコードは簡単にほどく事もできます。
パラコードの素材と特徴は?
パラコードの素材はナイロン100%が主流になります。
アメリカ製のパラコードはナイロン素材になります。
ナイロン素材の特長としては
- 伸縮性があり耐熱で丈夫
- 耐摩耗性に優れている
- つるつるとした柔らかい触り心地
- 吸水により耐衝撃性が強くなる
パラコードの中にはポリエステルやポリプロピレンなどを使った物もあります。
ポリエステルやポリプロピレンの物は多くが中国製でアウトドアロープとして販売されている物になります。
アメリカ軍の規格(Mil-spec)の物にポリエステル製品はないので使うならナイロン素材のパラコードがベストだと思います。
パラコードの強度は?
一般的なパラコードは550パラコードで太さ約4mm、耐荷重が250kgになります。
パラコードの構造は2・3本のナイロン糸で作られた芯線が7本束になっています。
その7本をナイロンで覆っている構造になります。
パラシュートと人を結ぶ強靭なロープなので耐久性や強度がないと意味がありません。
パラコードの使い方は?
パラコードには色々な使い道があります。
丈夫で使いやすいのでアイディア次第では普段の生活から緊急時まで幅広く使うことができます。
普段・ファッションアイテムの使い方として
- 洗濯を干すためのロープ
- 荷物を掛けるロープ
- 靴ひも
- ブレスレット
- アクセサリー
強度があるので洗濯物などを干すロープに使えます。
編むことでブレスレットやアクセサリーを作ることができます。
バックルやリングなどを組み合わせる事で色々なファッションアイテムを作ることができます。
防災グッズとして
- 骨折の応急処置
- 止血帯
- 救助の合図
- 着火剤
- 荷物の保護
パラコードは編んでブレスレットなどにしておくとコンパクトな防災グッズになります。
パラコードで作ったブレスレットを持ち歩いておけば緊急時にブレスレットをほどくとロープに戻ります。
緊急時に必要なロープをおしゃれに持ち歩くことができます。
アウトドアグッズとして
- テント・タープのロープ
- ハンモックの吊りひも
- 歯間ブラシ
- 糸
テントやタープを張るロープとして以外にもアウトドア用のロープとして便利です。
パラコードを木に結びつけて布をかぶせれば着替えなどの目隠しにできます。
芯線を引き抜いて普通の糸として使ったり、歯の間に挟まった食べ物を取るのに使えます。
まとめ
パラコードは防災アイテム・アウトドア・ファッションなど用途が色々でとても便利です。
工夫次第で色んな使い道があります。
カラーバリエーションが豊富なのでオシャレなブレスレットを作ることができます。
普段はブレスレットして使い、緊急時にはブレスレットをほどいてロープになるので登山やキャンプでのマストアイテムになります。
値段も安いので簡単に手に入れることができます。
ロープを買って手作りでブレスレットなどを作ることもできますし、作るのが面倒な人は完成品も販売されています。
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