雛祭りシーズンになりました。
節分が終われば雛人形の準備が始まります。
女の子のいる家庭では毎年恒例の行事です。
ここでは我が家流の雛人形の飾り方と片づけ方を紹介します。
雛人形はいつ飾るの?
そもそも雛人形はいつ飾るのがよいのかって気にしていますか?
- 昔からの習わし通りに飾る
- 言い伝えの通りに飾る
- 大安に飾る
- 正月が終わればすぐに飾る
- 節分が終わってから飾る
色々な情報があるのでどれが正解なのかって迷ってしまうことがあります。
飾るタイミングは一般的に2通りのタイミングが良いと言われています。
- 節分で豆まきが終わった立春あたりの2月4日頃に飾る
- 雪が雨に変わりはじめる雨水の日(2月19日頃)から飾る
雨水の日に雛人形を飾ると良縁に恵まれると言われています。
娘には良縁に恵まれて欲しいと考えるなら雨水の日頃が飾るタイミングとしては良いです。
我が家は早く雛人形を出したいとの長女の希望で毎年節分が終わってからの立春のタイミングに飾っています。
雛人形はいつ片づけるの?
飾った後は片づけるタイミングにも習わしがあります。
片づけるタイミングが遅くなると婚期が遅れると言われています。
これは単なる迷信なので、信じる信じないは本人次第になります。
それでも早く片づけないといけないからと3日の夜に慌てて片づける人もいると思います。
我が家は片づけるタイミングよりも雛人形を大切にしたいと考えています。
雛人形は高価で、娘の成長を見守ってくれる大切な人形です。
毎年丁寧に扱い、きれいに掃除をして片づけたいので時間のある日にゆっくりと片づけるようにしています。
人形は湿気の多い雨の日などに片づけるとカビの原因になってしまいます。
我が家的には天気の良い週末に子どもたちと一緒に片づけるのがベストだと考えています。
雛人形の飾り方
雛人形を飾る時に大切なポイントは3つあります。
- 飾る場所
飾る場所で大切なのは高温多湿を避ける事です。
湿気の多い場所や直射日光があたる場所はカビや変色の原因になります。
マンションなどではケース飾りのようなコンパクトな雛人形なら玄関先やリビングに飾ることができます。
リビングの場合は、タンス・棚・テーブルなどの上に置くのが良いです。
和室の場合は床の間があれば床の間に飾れますし、なければテーブルなどの上に置くと良いです。
- 上段から飾る
雛人形は上段から飾るのが基本です。
下の段から飾ると上の段を飾っているときに下の段の人形を落としたり傷つける場合があります。
雛人形についている手袋を使用しゆっくりと丁寧に飾っていきます。
- 写真を撮影しておく
雛人形を飾るときに毎年困っていることが、飾り方を忘れてしまっている事です。
毎年、どの人形をどこに飾ればよいのかわからなくなります。
収納する時も同じようにどの箱にどれを収納したらいいのかわからなくなります。
忘れないために人形を取り出すところから写真をとっておきます。
収納箱を取り出すたびに写真をとっておくと片づけるときに迷う事もありません。
人形を飾り終われば、完成した写真もとっておきます。
スマホで雛人形の写真を撮影しておけば、来年の雛人形飾りの時に配置がすぐにわかります。
写真を印刷して雛人形と一緒に収納しておくと便利です。
雛人形の片づけ方
雛人形は毎年使用する物で子どもの分身です。
保管方法が悪いと変色やカビや傷の原因になります。
丁寧に片づけるようにしましょう。
- ほこりを取り除く
はたきなどで人形のほこりを取り除きます。
顔・髪の毛・着物についているほこりを一体ずつ丁寧に払っていきます。
- 小物を取り外す
手袋を使って刀や扇などの小物を取り外します。
小物は人形専用のやわらかい布でやさしく拭きます。
道具や調度品も同様にきれいに拭きます。
- 顔を包む
雛人形の顔を和紙やティッシュなどのやわらかい紙で包み込みます。
強く巻いてしまうと取り外すときに顔が外れてしまうことがあるので優しく包むようにします。
- 収納箱に入れる
人形を収納箱に収納します。
人形と人形が直接接触しないようにやわらかい紙などを間にはさみます。
箱と人形の間にも同じように紙をはさみます。
できる限り積み重ねないように平らに置くようにします。
- 防虫剤を入れる
防カビ剤配合のニオイがつかない無臭タイプの防虫剤を入れます。
人形用の防虫剤があるので、それを使うのが安心です。
- 写真を見ながら片づける
人形を飾るときに撮影していた写真を見ながら片づけます。
写真をとっていないと収納の仕方がわからなくて手間がかかります。
まとめ
雛祭りは女の子に大切な年に一回の行事です。
年に一度しか使用しない雛人形は大切に保管しましょう。
飾るとき・片づけるときにスマホを使うと上手に飾ったり片づけたりができます。
写真を撮影しておくことが雛人形を片づける裏技になります。
子どもは飾りつけや片づけをやりたがるので、楽しみながら一緒におこなうのも良いと思います。
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