我が家の子どもたちは毎年3~4月にかけて花粉症に悩まされています。

初期症状で風邪と見分けることが難しく、子どもは上手に伝えることができません。

風邪なのか花粉症なのかわからなくて判断がとても難しいです。

一年中、鼻をたらしている子どもなら花粉症になっていても気づかない場合もあります。

5歳くらいまではあまり花粉症にならないという情報を聞いて我が子は大丈夫と思っていませんか?

今は花粉をあびるのが2回目になる1才の子どもでも花粉症の症状が出始める子がいるといわれています。

大人がきちんと子どものサインに気づき風邪なのか花粉症なのか見分けてあげる事が大切です。

花粉症と風邪の原因は?

花粉症

花粉症

スギ・ヒノキ・マツ・イネなど植物の花粉が原因になります。
その他にも花粉症になる原因としては遺伝やアレルギーなど様々な要因ででることもあります。

風邪

様々なウイルスによる感染が原因になります。

花粉症と風邪の目のかゆみは?

花粉症

花粉症

目に花粉が付着するのでかゆみがでます。

花粉が目に付着すると、体は異物を外にだそうと免疫機能が働きます。

アレルギー反応となり涙やかゆみを引き起こす原因となります。

子どもは目がかゆいと必ずこすります。

こすって目の周りがはれたり、赤くカサカサになる場合があります。

子どもが目をこするしぐさをしていれば要観察が必要です。

風邪

目がしんどくなることはあってもかゆみまではあまり発症しません。

風邪の場合は目が充血したりトロンとします。

かゆみまでは発症しないのでこすったりすることはあまりありません。

花粉症と風邪の発熱は?

花粉症

花粉症

症高熱はあまりでなく、でても微熱程度になります。

熱で花粉症を判断することは難しいです。

花粉症と風邪は併発することもあるので、様子を見なければなりません。

風邪

微熱・高熱がでます。

微熱や高熱が続くようであれば花粉症ではなく風邪と判断できます。

花粉症と風邪の鼻水は?

花粉症

花粉症

サラサラと水っぽい鼻水です。

大人の花粉症はサラサラとした鼻水である程度判断できますが、子どもはサラサラとは限りません。

子どもは花粉症でも黄色くネバっとした鼻水の時もあります。

鼻水で判断するより、鼻水の継続期間のほうで判断するほうがわかりやすいです。

花粉症の場合は1ケ月~2ヶ月程度、継続することが多いです。

風邪

サラサラと水っぽい鼻水から粘度のある鼻水に変化します。

風邪の場合は、1週間~2週間程度で一旦、落ち着いてきます。

サラサラから粘度のある鼻水に変化していきます。

花粉症と風邪の鼻づまりは?

花粉症

花粉症

鼻づまりがひどく、両方の穴が詰まることがあります。

鼻づまりが原因で子どもの夜の眠りにも影響してきます。

口で上手に呼吸ができないので、眠りが浅くなり、何度も夜中に目を覚ますことがあります。

熟睡できないことにより、機嫌が悪くなったり、遊びに集中できなくなります。

風邪

両方の穴が詰まることは少ないです。

両方の鼻の穴が詰まっても鼻をかんだら通ったり、横向きに寝たら通ったりします。

鼻をすすることにより簡単に通ったりします。

風邪が治りかけの時にでる粘度のある鼻水の時は両方の穴が詰まるときもあります。

花粉症と風邪のくしゃみは?

花粉症

花粉症

連続して何度もくしゃみがでます。

くしゃみの出る回数などで花粉症と判断するのに分かりやすいです。

子どもが花粉症の場合はかわいそうなほど何度もくしゃみを連発します。

風邪

2・3回程度でくしゃみがとまります。

風邪の場合は数回のくしゃみで鼻水がでて落ち着きます。

花粉症と風邪の喉の痛み?

花粉症

花粉症

のどが痛くなるよりもかゆくなるような感覚になります。

子どもに聞いてものどが痛いかかゆいかはわかりません。

イガイガする、ゴロゴロするなどの表現をするので判断がとても難しいです。

風邪

のどが痛くなり咳ができます。

風邪の場合はのどが痛いとはっきり伝える場合が多いので風邪の症状と判断がつきやすくなります。

花粉症と風邪の継続期間は?

花粉症時期

花粉症

花粉が多い期間継続して症状が現れます。

花粉の種類によって、症状が出る期間が異なります。

花粉症は花粉が飛んでいる限り、数か月以上継続して症状ができる場合もあります。

花粉の種類とでる季節も把握しておき、症状と照らし合わせて判断しましょう。

風邪

一年中なりますが、長くても1週間程度で症状は治まります。

風邪は咳・鼻水・発熱などが発症し1週間程度で咳や鼻水も落ち着いてきます。

季節に関係なくウィルスによって風邪になります。

保育園や幼稚園など集団生活している場所では感染しやすくなります。

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子どもからの花粉症サイン

花粉症の子どもからのサインを見逃さずに気づいてあげれるようにしましょう。

子どものサインで重要なポイントは6つあります。

このポイントをおさえておけば、花粉症かな?判断することができます。

  • 鼻水やくしゃみがでる
  • 鼻がつまって口で息をする
  • 目をこする
  • 毎年、同じ時期に同じような症状がでる
  • 眠りが浅く、夜中に起きる。
  • 機嫌が悪く、遊びに集中できない。

まとめ

花粉症と風邪の違いと見分け方を紹介しました。

子どもが風邪か花粉症かわからないときはまずは病院へ行くことが大切です。

何科に行ったらいいのかわからない場合は、耳鼻科か小児科へ行きましょう。

子どもの異変に気づき、早期の対処ができるように見分け方を知っておくことは大切です。

花粉症かな?と思えば受診し、薬が必要な場合は処方してもらいましょう。

血液検査をするとどんなアレルギーがあるのかわかります。

子どもは嫌がる注射ですが、一度検査すれば花粉もスギ・ヒノキ・イネ・ブタクサなどどの花粉が原因なのかわかります。

勝手に判断し子どもに市販薬や目薬を使用せずに病院へ受診しましょう。

花粉症とわかれば、花粉症対策としてメガネやマスクなどをして予防をすることができます。

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