マンカラには色々なルールや遊び方があります。
ここではマンカラ・スンカの遊び方を紹介します。
マンカラ・スンカはフィリピンの古典的なルールになります。
1人が長いターンで石を移動できるのが特徴になります。
最後までどちらが勝つかわからないのでおもしろい遊び方になります。
マンカラ・スンカの基本説明
マンカラ・スンカは自分のゴールにより多くの石を入れた方が勝ちになります。
基本的なルールはマンカラ・カラハと同じですが異なるポイントが1点あります。
- 最後に置いたポケットに石があればもう一度自分の番になる
小さな穴をポケット、大きな穴をゴールと呼びます。
石の移動方向は反時計回りに移動し、必ず自分の陣地からスタートします。
マンカラ・スンカの準備
陣地を確認する
画像の1~6番(白テープ)のポケット(小さな穴)が先攻プレイヤーの陣地になります。
7番が先攻プレイヤーのゴールになります。
8~13番(黄色テープ)のポケットが後攻プレイヤーの陣地になります。
14番が後攻プレイヤーのゴールになります。
石を配置する
ゴールを除く各ポケットに石を4個ずつ配置します。
マンカラの石には色がついていますが、色はゲームに関係ありません。
石を選ぶ必要がないので同じ色が同じポケットに入っていても問題ありません。
ジャンケンをする
先攻・後攻を決める為にジャンケンをします。
マンカラ・スンカのゲームルール
最後に置いたポケットに石があればもう一度自分の番
マンカラ・スンカは最後に石を置いたポケットに石があれば、そのポケットの石を全て取ってもう一度移動させます。
最後に置いた石1個とポケットに入っている石を全て合わせて、もう一度移動になります。
自分の陣地ではなく相手の陣地で置き終わってもポケットに石があればもう一度自分の番になります。
自分の陣地・相手の陣地関係なく移動を続けることができます。
ポケットに石がある限り何度も自分の番が続くということになります。
相手のゴールに石を置けない
マンカラ・スンカは自分のゴールに石が多く入れた方が勝ちなので、相手のゴールには石を置きません。
先攻(自分)の陣地からスタートし相手の13番に石を置いても手元に石が余る場合は1番に戻ってくることになります。
後攻(相手)は6番に置いた後は8番に戻ることになります。
横取りルール
マンカラ・スンカはカラハと同じで相手の石を自分のゴールに入れることができるルールがあります。
最後に置く石が自分の陣地の空のポケットで終わったらそのポケットの対面ポケットにある石を全て取ることができます。
画像のように6番の空ポケットで置き終わったら対面する8番ポケットにある石を全て自分のゴール(7番)に入れることができます。
6番に置いた自分の1個の石もゴールに入れることができます。
対面のポケットに石がなかった場合は空のポケットに置いた1個の石はとらずに相手の番になります。
自分の陣地に残っている石は得点になる
交互にゲームを進めてどちらかの陣地に石がなくなったらゲーム終了になります。
その場に残っている石は残っている陣地の人のゴールに加算することができます。
1番~6番のポケットに残っている石は7番ゴールへ、8番~13番の石は14番ゴールに入れることになります。
マンカラ・スンカのゲームの流れ
先攻プレイヤー(自分)で後攻プレイヤー(相手)として説明していきます。
①1~6番の自分の陣地からポケットを一つ選択し、中にあるポケットの石を全て取ります。
②隣のポケットから順番に反時計回りで石を1個ずつ置いていきます。
③最後に置いた石が自分のゴールで置き終わったら、もう一度自分の番になります。
④同じようにポケットを選び中の石を全て取り、1個ずつ隣のポケットに置いていきます。
⑤自分の陣地のポケット、ゴールに置いても石が手元に残る場合は相手の陣地(8番から13番)に置いていきます。
⑥最後の石が石が入っているポケットで置き終わったのでもう一度自分の番になります。
※相手の陣地でも石がポケットにあれば自分の番が継続します。
⑦相手のゴールには石を入れないので自分の陣地に戻ってきます。
⑧石の入っているポケットで置き終わったのでもう一度自分の番になります。
⑨石の入っているポケットで置き終わったので自分の番が続きます。
⑩石の入っているポケットで置き終わったのでまだ自分の番が続きます。
⑪石の入っているポケットで置き終わったのでまだ自分の番が続きます。
⑫空のポケットで置き終わったので対面のポケットにある石を全て自分のゴールに入れます。
⑬自分が置いた石もゴールに入れます。
⑭空のポケットで置き終わったので相手の番になります。
⑮相手も同じように石が入っているポケットに置き終わればもう一度続けることができます。
⑯空のポケットで置き終わったので対面するポケットの石と置いた石をゴールに入れて交代になります。
⑰交互に繰り返してどちらかの陣地から石がなくなったらゲームが終了になります。
⑱終了時に残っている石はその陣地の人のゴールにいれます。
⑲自分のゴールに石が多く入っていた人の勝ちになります。
まとめ
マンカラ・スンカは基本的なルールはカラハと同じですが自分の番を長くすることができます。
石が入っているポケットで置き終われば自分の番を続けることができます。
先攻の方が有利では?と感じてしまいますがやってみると最後までどちらが勝つかわからない遊び方になります。
相手の石を横取りすることもできターンを長くすることができるので勝つためには戦略を立てたり先を読む力が必要になります。
難易度が上がりますのでカラハに慣れてからプレイするのがおすすめです。
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