話題の9マス将棋を10分ほどで簡単に作れる方法を紹介します。
使用するのは、我が家の工作ではかかせない牛乳パックです。
牛乳パックだけで将棋の盤と駒を作ります。
長男がテレビで9マス将棋を見て、今すぐやりたいと言い出した時に余っていた牛乳パックで簡単に作ることができました。
まずは手作りの9マス将棋で練習をし、駒の動きや将棋のルールを覚えてから、本物の9マス将棋を購入し、さらに本格的な将棋に移行しようと考えています。
9マス将棋がどんなものかやって見たい人には手作り9マス将棋が簡単でおすすめです。
9マス将棋を作る方法
9マス将棋に必要な物は将棋の盤と駒になります。
どちらも牛乳パックを使用しますが、盤は強度があるものを作りたい人はダンボールなどでも作れます。
牛乳パックは広げると折り線が最初から入っている状態なので盤を作るのも簡単にできます。
9マス将棋に必要な物は、駒16種類と盤1枚になります。
最初から駒を全て作らなくても「王」「歩」「飛」「角」があればとりあえず楽しむことができます。
急に全てそろえると、子どもが覚えるのに時間がかかるので最低限の駒からスタートしましょう。
材料
マジック、ハサミ、ものさし、セロテープ、牛乳パック2つ(駒数によって増えます)
作り方
①牛乳パックをきれいに洗って乾かします。
②乾いた牛乳パックの赤線部分を切って盤を作ります。
③切った盤を9マスになるようにものさしとマジックで線を書いて盤が完成です。
④もう一つの牛乳パックで駒を作る為、画像のように切り取ります。
⑤両角を切り落とします。
⑥真ん中から家の形のようになるように折ります。
⑦折った部分をセロテープでとめます。
⑧必要な駒の文字を書きます。
※裏面の「成る」文字も記入します。
※裏面の「成る」文字は他の色を使用するとわかりやすくなります。
⑨赤と青で駒の動きが一目でわかるようにガイドの矢印を記入します。
青は1マスしか動かせない、赤は2マス動かせるなどと子どもに伝えて色分けします。
⑩必要な駒に文字とガイドが書けたら盤と駒の完成です。
9マス将棋が難しい子どもには3×4マスの盤にして駒をどうぶつにするとどうぶつ将棋になります。
どうぶつ将棋も9マス将棋と同じように牛乳パックで作ることができます。
「ライオン」「ぞう」「きりん」「ひよこ」の4種類の駒だけなので3才くらいの子どもから遊べます。
動物将棋はネットで型紙がダウンロードできたり100均の材料を使って作る方法などもネットに掲載されています。
駒の種類と成る駒の文字一覧
駒の種類は各2枚づつ必要になります。
「王」と「玉」は相手と自分の王様になります。
王→1枚
玉→1枚
金→2枚
銀→2枚
飛→2枚
角→2枚
桂→2枚
香→2枚
歩→2枚
相手の陣地に入ると駒は「成る」ことができます。
成る(ひっくり返す)と字も変わります。
「王」「玉」「金」はなることができないので裏に字を書かなくて良いです。
成る裏の文字は赤色で書くとよりわかりやすくなります。
銀→成銀
飛→竜(龍)
角→馬
桂→成桂
香→成香
歩→と
長男による感想
牛乳パックを切るだけやから簡単にできた。
文字と線は難しいから手伝ってもらった。
最初は動き方がわからなかったけど、矢印を書いてくれたらできるようになった。
初めて将棋をやってみたけどおもしろかった。
大きいな将棋をやってみたくなった。
色々な文字の駒も覚えて本物の将棋ができるようになりたい。
まとめ
9マス将棋は書店やおもちゃ屋さんで販売されていますが、話題になった当初は売り切ればかりで手に入れることができませんでした。
手に入らないなら作ればいいと考えて作ってみたことろ、案外簡単で、きれいな物ができました。
牛乳パックだけで簡単に作れて、アイデア次第では子どもがわかりやすいように工夫することができます。
駒の数や種類・ガイドを記入するなど販売されている9マス将棋ではできないことを手作りではできます。
リメイクや工夫をしながら子どもがやりやすいようにオリジナルの9マス将棋が作れるのが手作りの魅力です。
将棋に興味を持ってもらうためのきっかけづくりとしておすすめです。
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