我が家の次男と姫が皮膚が弱く、冬になる乾燥がひどく関節部分や背中などカサカサになります。
通院をした際には保湿剤としてヘパリン類似物質油性クリームが処方されます。
元々はビーソフテンクリームだったのですが、いつの間にかヘパリン類似物質に名称が変わっていました。
ビーソフテンはヒルドイドのジェネリック医薬品になります。
ヘパリン類似物質油性クリームの正しい塗り方
私はこの薬の塗り方として、1日に数回塗る・お風呂上りがよい程度の理解で子どもに塗っていました。
次男と姫が通院した、小児科の先生に詳しく教えてもらうと今まで間違った使い方をしていたのだと気づきました。
使用する量
使用する量は一回に約0.5gづつ使用します。
大人の人差し指の第一関節程度の量が約0.5gになります。
約0.5gで大人の両方の手のひらサイズ程度の範囲に塗布できます。
その量を塗りたい範囲に応じて繰り返し、塗っていきます。
今までは適当に出して、少し多めの量をカサカサ部分に塗っていたのですが、塗りすぎてもあまり効果は得られないようです。
使用する回数
基本的には医師の指示に従います。
1日に1回~数回、患部に塗ります。
朝・昼・夕方・お風呂上り・寝る前などが特に効果的です。
特に入浴後が効果的で、お風呂から上がって体の水分を拭き取り、5分以内に塗るのが一番効果があります。
かゆみは皮膚の乾燥で出るので、皮膚が乾燥する前に塗る必要があります。
今まではお風呂から上がって子どもの髪を乾かして、しばらくしてから塗っていました。
5分以内に塗った方が効果が得られるとは思っていませんでした。
塗り方について
薬は指先で広げてるように塗るのではなく、手のひらで患部全体に塗ります。
皮膚のしわの方向にそって塗ると皮膚全体に広がりやすくなります。
子どもは特に関節付近がカサカサになります。
大人の手のひらで塗り残しがないように丁寧に広げながら塗りましょう。
顔に塗るには少し抵抗があるかもしれませんが、目の周り以外なら適量塗っても大丈夫です。
注意事項
目の周りには塗らないようにし、目に入った場合はきれいな水で洗い流し、異変がある場合は医師に相談しましょう。
傷になっている部分には塗らないようにしましょう。
薬を塗って、かゆみやかぶれなどの症状や副作用があらわれた場合は、すぐに使用を中止し医師に相談しましょう。
子どもだけで使用しないように子どもが手の届かない場所に保管しましょう。
まとめ
ヘパリン類似物質油性クリームの塗り方という表現をしましたが、一般的には保湿系塗り薬全般の方法にもなります。
我が家では冬場は油性クリーム系の保湿力の高いものを使用し、夏場はローション系のものを使用しています。
冬場でもクリーム系のべたつきが気になる子には、ローションタイプのものを使用します。
子どものスキンケアは非常に大切です。
赤ちゃんから3歳までにしっかりと保湿することで、幼児期から大人になるまできれいな肌をキープする力がつきます。
乳児期には乳児湿疹の予防にもなるので継続的な保湿が大切です。
3歳までの保湿ができていないとカサカサ肌になったり、肌が弱くかきむしったり、アトピーになる可能性も高くなると言われています。
子どもの肌を守りきれいな肌にしてあげるためにも保湿の大切さを知っておきましょう。
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