赤ちゃんのお世話で爪切りは難しく苦手と感じているお母さんはとても多いです。

苦手でも赤ちゃんの爪はすぐに伸びてくるのでこまめに切ってあげないといけません。

難しいと感じている人が少しでも楽になるように爪切りのコツとタイミングを紹介します。

赤ちゃん用の爪切りを選ぶ

赤ちゃんの爪はとても薄く柔らかいです。

大人の爪切りではなく赤ちゃん用の爪切りを使用するようにしましょう。

赤ちゃん用の爪切りの選び方は下記のポイントをチェックしてみましょう。

  • ハサミ型になっているか
  • 先端に向かって少し反っているか
  • 先端が丸くなっているか
  • 持ち手穴は大人の指3本が入るか
  • 左右どちらでも持てるようになっているか
  • 持ち手が大きめなサイズになっているか

赤ちゃん爪切り

赤ちゃんの爪を切るコツ

気をそらせる

赤ちゃんの爪を切るときに一番重要なのが気をそらせることです。

爪を切る時には手を押さえますが、赤ちゃんは押さえこまれるのが好きではありません。

すぐに手を振り払ったり、ハサミを手で取ろうとしたりします。

  • おもちゃをもたせる
  • 歌を歌う
  • 高い擬音語を出す。(ガチャガチャ、ピンポーン、パッ、アッ)
  • 話しかける

工夫をしながら気をそらせている間に爪を切ります。

角を作らない

爪を切るときは、爪の真ん中から切るのではなく、端の部分から切ります。

左右の端部分を切り、最後に上の尖った場所をカットします。

白い部分を全て切るのではなく、1~2mm程度、残しておく方が深爪しなくて済みます。

角があると顔をひっかいて傷になったりすることもあります。

できる限り丸く切るように心がけましょう。

爪やすりを使う

爪切りを使うのが怖い人は爪やすりに挑戦してみるのもよいでしょう。

爪の引っかかりが少なく、振動も気にならないのでとても便利です。

赤ちゃんで使わなくなったら、ママのネイルケアにも使えます。

夫婦で協力する

新米ママ・パパは爪利りに慣れるまでお互い協力することが大切です。

ママがパパに任せられない育児の上位に爪切りがあります。

パパに任さられないから自分がしないといけないとプレッシャーになっているお母さんもいるはずです。

パパに爪切りを任せたら、意外と上手にやってくれたという事もあります。

「自分でも難しいのにパパには絶対無理。」と考えている人も思い切ってパパに任せるということも必要だと思います。

いつもママが切っていて嫌がる子どももパパが切るとおとなしいこともあります。

二人で協力する時は、爪を切る人・気を引く人に分かれて行なうとスムーズにできます。

神経質にならない

赤ちゃんの爪切りが育児のストレスになるのはよくありません。

  • 怖くてできない
  • 失敗したらどうしよう
  • 深爪したらどうしよう
  • 皮膚を切ったらどうしよう

などと不安が先行してしまうとよくありません。

不安なまま赤ちゃんの爪を切ろうとするとより失敗につながります。

不安は赤ちゃんに伝わります。

よくわからない道具でよくわからない爪を切られる赤ちゃんのほうが、恐怖を感じています。

爪切りは子どもが一人で爪を切れるようになるまで必ず大人がやり続けなければなりません。

爪を切ることが負担になると育児がしんどくなります。

赤ちゃんの爪は全ての指を一気に切らないといけない訳ではありません。

毎日少しずつ、指1本ずつの爪を切ればいいだけです。

まとめて切ろうとするから負担になるので、授乳のついでに、お昼寝のついでに少し切ればいいだけです。

あまり神経質になる必要はありません。

  • 失敗したら病院にいけばいい
  • 深爪したら消毒をすればいい
  • 何度も切ったらすぐに慣れる

ただの爪切りなのでこれくらいの気持ちが大切です。

赤ちゃんの爪を切るタイミング

大人はお風呂あがりの爪がやわらかくなっているから切りやすいといわれています。

赤ちゃんの場合はお風呂に入らなくても爪はもともと柔らかいです。

お風呂あがりに切ると柔らかすぎて切りずらかったり深爪してしまう事があるのでお風呂上りは避けた方がよいです。

爪を切るタイミングを月齢ごとに見ていきます。

赤ちゃん爪切り

新生児~3ヶ月頃

新生児の場合は指や爪はとても小さいですが、動きが少ない分、切りやすくなります。

起きているときは大きな音や声でビクッとなるときがあるので注意が必要です。

  • 寝ている間に切る
  • 授乳中に切る

基本的には寝ているときか、授乳しているときに切るのがいいタイミングです。

4ヶ月頃~1歳半頃

寝返りやハイハイなど動きが大きくなる時期なので爪を切るのがとても難しいです。

起きているときに切るには何か気を引くものが必要になります。

  • 寝ている間に切る
  • 授乳中に切る
  • おやつを食べさせながら切る
  • 反対の手におもちゃを持たせる

おもちゃでも嫌がる場合はおやつや食べ物で気を引くのが一番効果があります。

1歳半頃~2歳半頃

言葉が伝わるようになってきたり、習慣になってくると静かに切ってくれることが多くなります。

爪も大きくなっているので切りやすくなります。

  • 寝ている間に切る
  • テレビやDVDを見ながら切る
  • おもちゃを持たせる
  • 歌を歌いながら切る

テレビを集中して見れるようになると爪を切るのはとても楽になります。

3歳頃になると静かに爪切りをさせてくれるようになります。

まとめ

爪切りは赤ちゃんとママのスキンシップをとる大切な時間です。

難しく考えず、赤ちゃんを楽しませながらまずは、指1本の爪だけ切ってあげましょう。

今日の爪切りはそれで終わりです。

明日また違う指の爪を1本切ってあげましょう。

この方法で誰でもいづれ爪を切るのは慣れます。

てこ型で爪を切るのに慣れている人は6ヶ月頃からなら、てこ型でも切れるようになります。

やりやすい爪切りで大人も赤ちゃんも負担なく爪が切れるようにしましょう。

スポンサーリンク