小さな子どもによくある爪のトラブルを紹介します。
子どもの爪はすぐに伸びてしまいます。
大人がこまめに子どもの爪のケアをしてあげないと非常に危険です。
伸びすぎた爪にはどのような危険やトラブルがあるのか調べてみました。
伸びた爪のトラブル
爪が割れてしまう
指の爪も伸びると割れやすくなってしまいます。
年長や小学校低学年の子どもはドッチボールなどのボール遊びをよくします。
ボールを投げたときや受けた後に気がつけば爪が割れていたという事もあります。
足の爪も割れてしまうことがあります。
特に足の小指の爪がダメージを受けやすく割れる子どもが多いようです。
靴のサイズがきちんと自分の足に合っていない場合や外部からの衝撃で割れてしまうことがあります。
【対処方法】
割れた箇所に痛みや出血がある場合は流水で洗い流し消毒をします。
割れ方にもよりますが割れた部分が小さい場合は爪切りで切ったり削ったりしてケアします。
割れ方が大きい場合は絆創膏で固定すると良いです。
爪が再生するまでには1か月以上かかります。
割れ方がひどい場合は、病院で診察してもらいましょう。
爪がはがれてしまう
爪が伸びていると爪割れと同じように爪がはがれてしまうこともあります。
爪がはがれてしまうと力が入らなくなったり物を持つのが難しくなったりします。
痛みをともなう場合が多くすぐに応急処置をする必要があります。
【対処方法】
爪がはがれた時は無理に爪をはがしてしまわないようにしましょう。
しっかりと患部を消毒して包帯や絆創膏などで固定します。
完全にはがれてしまった場合もはがれた爪を捨てずに元の位置に合わせて固定しておきます。
はがれた箇所から化膿することもあるので病院で診察してもらいましょう。
爪に汚れが貯まる
爪が伸びると爪の中にゴミや土などの汚れが貯まります。
泥遊びをしたり外で色々な物を触っている子どもの爪は汚れがとても貯まりやすいです。
爪に汚れが貯まったままだと炎症を起こしたり、爪の病気になってしまいます。
爪に汚れが貯まった手で頭をかいたり、口の中に指を入れると感染症の原因にもなります。
爪の中に汚れが貯まらないようにこまめに爪を切ることが大切です。
【対処方法】
しっかりと手洗いをして爪の中の汚れを洗い流します。
爪を切って再度、よく手洗いをし汚れをかきだします。
手洗いで落とせない場合はお風呂でやわらかいブラシなどを利用し汚れを落とします。
他人を傷つけてしまう
伸びた爪は鋭くとても危険です。
運動中や子ども同士で物の取り合いなどをした時にお友達を傷つけることがあります。
保育園に通っている子どもはよくケンカをします。
つねったり、ひっかいたり、かんだりなどでお友達に嫌なことは嫌と表現します。
ひっかいた時に爪が伸びていると友達の皮膚が水ぶくれになったり出血したりするほどの傷になります。
他人を傷つけないようにするためにも爪を伸ばしすぎないよう気をつけましょう。
【対処方法】
爪が伸びすぎないようにこまめに爪を切る習慣をつける。
まとめ
爪には色々なトラブルがありますが、痛みや腫れがある場合は必ず病院へ行きましょう。
「爪のトラブルって何科へいけばいいの?」と悩む人がいると思います。
とりあえず小児科へと考える人は多いと思いますが、爪の専門は皮膚科になります。
小児科へ行っても「皮膚科で診察してもらってください。」といわれることになります。
小さい子どもは自分で爪の管理はできません。
小学校低学年頃から少しずつ自分で爪の手入れができるようになります。
自分で爪の手入れができるまでは大人がきっちりと爪のチェックとケアをすることが大切です。
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