12月頃からインフルエンザが流行してきます。
予防接種を受けていてもインフルエンザになってしまう子どもは多いです。
インフルエンザ対策としての基本は手洗いです。
大人なら誰もがわかっている手洗いですが、子どもにはとても難しいです。
石けんを使わなかったり、石けんをつけてもこすらず流すだけになってしまいます。
子どもがきちんと手洗いができるようになる裏技をインフルエンザ対策の基本とあわせて紹介します。
インフルエンザ対策の基本
予防接種
子どものインフルエンザを予防するために、まず必要な事は予防接種です。
毎年10月頃からインフルエンザの予防接種ができるようになります。
流行してから接種するのではなく流行する前から接種するように心がけることが必要です。
13歳未満の子どもは2回接種になり、1回目と2回目の間隔もあけなければなりません。
早めに予約をしておかないと医療機関によってはワクチンが不足することもあります。
早く予防接種をしたいのにワクチンがないのでできないという事もあります。
インフルエンザの予防接種は流行する前にするのが基本です。
生活リズムを整える
インフルエンザになりやすい子どもは免疫力や抵抗力が低い子どもが多いです。
体の抵抗力を高めるために生活リズムを整えることが必要です。
バランスのとれた食事や睡眠などをしっかりととることが大切です。
しっかりと食べてしっかりと寝るということを心がけましょう。
マスクをする
せきやくしゃみがあるときの基本は
- マスクをする
- 口と鼻をティッシュでおおう
- 周りの人から顔をそむける
などの対策が必要です。
エチケットとしてマスクをするように伝えましょう。
マスクを嫌がる子どもが多いですが、大切な事なので上手に伝えてマスクをするようにしましょう。
子どもがマスクを嫌がる原因として
- ブカブカで外れやすい
- 耳のゴムが痛くなる
- 息苦しい
- 面倒くさい
などがあります。
子ども用のマスクもどんどん進化改良されて新しくなっています。
フィット感があり、耳が痛くならないマスクも多数販売されています。
キャラクターマスクも種類も多くなっています。
子どもが気に入るマスクが必ずあるので探してあげましょう。
手をあらう
手洗いは時間をかけてしっかりと行いましょう。
手洗いの順番をしっかりと子どもに教えてあげましょう。
1.手を水でぬらす
2.石鹸を泡立てる
3.手のひらを洗う
4.手の甲を洗う
5.指の間を洗う
6.指先・爪の間を洗う
7.手首を洗う
8.清潔なタオルでふく
消毒用アルコールを使用する場合も手にかけるだけではなく、すり込むことが大切です。
20秒間程度手全体にすり込むと効果があります。
手洗いは誕生日の歌を2回歌う
子どもが少しでも長くしっかりと手洗いをする裏技として誕生日の歌を2回歌うという方法があります。
医療機関などでも推奨指定されている方法です。
最低でも30秒間は石鹸をつけてしっかりと手を洗う必要があります。
誕生日の歌を2回歌い終わるのが30秒程度になります。
「ハッピバースデートゥーユー、ハッピバースデートゥーユー、ハッピバースデーディア○○ちゃん、ハッピバースデートゥーユー」
これを繰り返し2回歌えばきれいに手洗いができる時間になります。
この歌を2回子どもに歌わせながら手洗いをします。
大人が少しゆっくり歌うと約40秒程度になります。
子どもと一緒に曲のスピードを早くしたりゆっくりにしたりしながら楽しく手洗いをすることができます。
ハッピーバースデーの曲を歌って手を洗う習慣がつけば普段からしっかりと手洗いができるようになります。
まとめ
子どもは楽しいと感じたことは積極的に行なうようになります。
手洗いやうがいも楽しいと思えばしっかりとできるようになります。
手を洗わないからとすぐに怒るのではなく、「こんな洗い方があるよ」と優しく教えてあげる事が大切です。
手洗いの習慣がつくことでインフルエンザ予防になります。
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