やすとものどこいこ・有吉ゼミなどのテレビで取り上げられSNSなどでも話題になった「ピーピースルー」。

水の流れが悪くなった排水口のつまりに抜群の効果を発揮するクリーナーとして人気急上昇の商品です。

ピーピースルーには種類があり使用場所や使用用途によって正しい商品を選ばないとしっかりとした効果が得られません。

ここではピーピースルーの種類と定番商品であるピーピースルーFとピーピースルーKの違いについて紹介します。

ピーピースルーの種類は?

ピーピースルー

ピーピースルーには5種類の商品があります。

  • ピーピースルーK
  • ピーピースルー(温水用)
  • ピーピーエル(液状)
  • ピーピースルーF(顆粒状)
  • ピーピースカット

ピーピースルーシリーズはどの商品も業務用として使用されているほど洗浄力の強い商品になります。

台所・洗面所・浴室などの排水管からの悪臭やつまりの原因となっている油脂・ヘドロなどを化学反応の力で解消してくれる薬剤です。

ピーピースルーK

ピーピースルーKは医薬用外劇物に指定されているパイプ洗浄剤になります。

医薬用外劇物を購入するには毒物劇物譲受書の提出が必要になります。

18歳以上であることや譲受書に氏名・住所・年齢・職業・押印などを記入して販売店に提出しなければなりません。

その他にも運転免許証・保険証・パスポートなどの身分証明書のコピーが必要になる場合もあります。

ピーピースルーKは排水管のつまりを解消し排水口からの悪臭をなくす効果があります。

排水管内部に繁殖している細菌などの除菌にも効果があります。

市販品の約20倍の有効成分濃度になります。

成分:水酸化カリウム95%・サビ防止剤

性状:アルカリ性フレーク状

内容量:1kg

標準使用量:約250~300g/1回

用途:キッチンの流し・トイレ・洗面所・浴場など排水管の悪臭や流れが悪いときに使用します。

ピーピースルー(温水用)

ピーピースルー(温水用)はピーピースルーKと同じで医薬用外劇物になります。

販売店に毒物劇物譲受書の提出が必要になります。

ピーピースルーKと同じ洗浄力で最初に発売されたピーピースルーになります。

業務用洗浄剤としてベストセラー商品になります。

約40°の温水で溶かして使用するタイプなので積雪地域や寒冷地での排水管洗浄に適しています。

排水管のつまりを解消し排水口からの悪臭をなくす効果があります。

成分:水酸化カリウム70%・水酸化ナトリウム20%・サビ防止剤・キレート剤

性状:アルカリ性フレーク状

内容量:1kg

標準使用量:約250~300g/1回

用途:キッチンの流し・トイレ・洗面所・浴場など排水管の悪臭や流れが悪いときに使用します。

ピーピーエル(液状)

ピーピーエルはピーピースルーKやピーピースルー温水用と同じで医薬用外劇物になります。

医薬用外劇物になるので販売店に毒物劇物譲受書の提出が必要になります。

ピーピースルーのような高温度の発熱性がないので柔らかい排水管などでも使用することができます。

液状になっているので排水管にまんべんなくいきわたり強い洗浄力を発揮します。

粘性があるので排水管の深い箇所までしっかりと浸透して洗浄する業務用の洗浄剤になります。

市販品の約9倍の有効成分濃度になります。

長い排水管や屈曲した排水管に使いやすいタイプになります。

成分:水酸化ナトリウム45%・防錆剤

性状:アルカリ性液状

内容量:700ml

標準使用量:適量

用途:キッチンの流し・洗面所・浴場など排水管の悪臭や流れが悪いときに使用します。

ピーピースルーF(顆粒状)

ピーピースルーFは医薬用外劇物には指定されない業務用のパイプクリーナーになります。

アルカリ・酸素・発熱・発泡の4つの作用で排水管内の汚れを効果的に除去する仕組みになっています。

市販されているので手軽に購入することができ環境への影響にも配慮した商品になります。

トイレへの使用には適していない商品になります。

成分:オルトけい酸ナトリウム・過炭酸塩・水酸化ナトリウム(4%)・界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)

性状:アルカリ性顆粒状

内容量:1kg

標準使用量:約150g(全量の1/4位)

用途:キッチンの流し・トイレ・洗面所・浴場など排水管の悪臭や流れが悪いときに使用します。

ピーピースカット

ピーピースルーFと同じで医薬用外劇物には指定されない液状のパイプクリーナーになります。

普段の定期的な排水管のトラブル防止ように手軽に使えるシリーズです。

粘性で汚れに浸透しやすく除菌・消臭効果のある洗浄剤になります。

ベトベトした油汚れと有機物を効果的に溶解します。

ピーピーエルと同じで発熱性がないので塩ビ管などの柔らかい排水管などでも使用することができます。

防サビ剤が配合されているので洗浄後の金属配管などを保護する効果もあります。

成分:水酸化ナトリウム(3.3%)・水酸化カリウム(1.5%)・界面活性剤 (高級アルコール系)・増粘剤・着色剤

性状:アルカリ性液状

内容量:1kg

標準使用量:適量

用途:流し(台所・厨房)・洗面所・浴場など排水管の悪臭や流れが悪いときに使用します。

ピーピースルーFとKの違いは??

ピーピースルー

ピーピースルーシリーズでよく比べられるのがピーピースルーFとピーピースルーKです。

どちらも同じ排水管のつまりや排水口からの臭いを解消してくれるパイプ洗浄剤になります。

KとFで何が違うの?と思う人はとても多いです。

手軽に買えるか買えないか

ピーピースルーFとピーピースルーKの一番の違いは手軽に買えるか買えないかになります。

ピーピースルーFは簡単に購入できてピーピースルーKは簡単には購入できません。

ピーピースルーKは医薬用外劇物に指定されているので簡単に購入できる商品ではありません。

販売店に毒物劇物譲受書や身分証明書のコピーを提出する必要があります。

ホームセンターやドラッグストアなどではあまり見ることのない商品になります。

ネット通販では購入できるショップもありますが毒物劇物譲受書などは必ず必要になります。

ピーピースルーFは医薬用外劇物に指定されていないので簡単に購入することができます。

面倒な書類提出などもなく誰でも簡単にホームセンターやドラッグストアなどで購入することができます。

当然ながら取り扱う危険度もピーピースルーKの方がピーピースルーFより危険になります。

パッケージや内容量が異なる

ピーピースルーFとピーピースルーKは内容量や容器のカラーが異なります。

ピーピースルーFは文字が青色の容器で内容量は600gになります。

ピーピースルーKは文字が緑色の容器とフタで内容量は1kgになります。

内容量が異なるので価格もピーピースルーKのほうが少し高くなります。

成分濃度・洗浄力が異なる

ピーピースルーFとピーピースルーKは危険度が異なるので洗浄力も異なります。

ピーピースルーFとピーピースルーKでは有効成分濃度が大きく異なります。

ピーピースルーFよりピーピースルーKの方が5倍以上成分濃度が高いです。

成分濃度が高い分、洗浄力もピーピースルーKの方が強いことになります。

書類提出が必要なほど取り扱いが危険なので洗浄力にも優れていることになります。

ピーピースルーKの成分濃度を低くして家庭向けにしたのがピーピースルーFになります。

洗浄力は少し弱くなりますが市販されている物と比べると洗浄力が高いので家庭の排水管なら効果は発揮します。

業務用として使用したり飲食店の厨房などの排水管にはピーピースルーKが必要になる場合もあります。

一般家庭での流しの詰まりレベルならピーピースルーFでも問題なく解消できます。

まとめ

ピーピースルーの種類とピーピースルーのFとKの違いを紹介しました。

ピーピースルーシリーズはどれも圧倒的な洗浄力があります。

市販されているパイプ洗浄剤の中では最強と呼ばれています。

何十年もパイプ洗浄をしていない排水管や業者に頼んでも解決できないような排水管のつまりが改善するほどの洗浄力があります。

医薬用外劇物に指定されているピーピースルーシリーズを使用しなくてもピーピースルーFやピーピースカットでも十分に排水管の詰まりは解消されます。

一度ですっきりしない場合は繰り返し行うことで改善されます。

もっと早く使っておけばよかったと思わせてくれる排水管洗浄剤のピーピースルーはおすすめです。

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