最近メディアでよく見かけるようになっているひふみんこと加藤一二三さんや藤井聡太棋士の影響で将棋がブームになっています。
「目指せ!藤井聡太!」ということで奥の深い遊び道具が非常に増えています。
藤井聡太棋士が幼少の頃、遊んでいたことで有名になったキュロボ。
神木隆之介さんが出演したTEPPENで話題になった9マス将棋。
これらのおもちゃは子どもが楽しみながら考え、脳トレーニングになるおもちゃです。
キュロボは高価なおもちゃなので、お手頃な価格の9マス将棋を我が家の長男にも試してみたいと考えて色々と調べてみました。
9マス将棋とは?
9マス将棋はその名の通り9マスでおこなう将棋になります。
普通の将棋は9×9マスで81マスの盤で40枚の駒を使っておこないます。
9マス将棋では3×3マスの9マスの盤と8枚の駒を使って対戦するゲームになります。
将棋のミニ版ということになります。
日本将棋連盟の青野照市九段が考案し、幻冬舎から発売されている玩具になります。
9マスなんて「すぐに王手になり詰みになる」と思ってしまいますが、初期配置が40通りあり、楽しめるようになっています。
初心者でも始めることができる入門編から中級・上級のパターンがあり、レベルに合わせて対戦できるようになっています。
将棋の「詰み」と「王手」を覚えることができ、将棋が上達するための練習道具としても使用できます。
9マス将棋の遊び方とルール
遊び方
40通りある初期配置のパターンから配置を決め盤に駒を並べます。
初期配置のパターンが40通りあるので、それぞれのレベルに合わせた配置を選択してスタートします。
交互に一手ずつ駒を動かして、先に相手の「玉」を取った方が勝ちになります。
入門・初級・中級・上級とあるので初めての人は入門から順にステップアップするほうが良いです。
ルール
駒は全部で16枚あり、駒の動かし方や基本的なルールは将棋と同じです。
駒を裏返して「成る」といいますが、「成る」ことができるマスは唯一、将棋とは異なります。
3×3マスなので1段目が相手陣、2段目があって、3段目が自分の陣になります。
3段しかないので相手陣の1段目だけが「成る」場所になります。
つまり2マス前に進めば成るという事になります。
どちらから先にスタートするかはジャンケンなどで決めます。
9マス将棋の魅力は?
子どもが始めやすい
子どもは覚えるのがとても早いです。
将棋をさせてもすぐに覚えるとは思いますが、まずは基本的な動きを学べる9マスが始めやすいです。
動きを覚えたらすぐに始める事ができます。
将棋をやったことのない親でも説明書を読んでそれぞれの駒の動きだけを教えてあげれば、子どもはすぐに理解します。
将棋の駒を取る・成る・打つ・王手・詰みを覚えれば、どんどん楽しんでできるようになります。
サイズがコンパクトで持ち運びやすい
将棋の81マス盤、駒40枚に比べて9マス将棋では9マス盤と駒16枚になります。
16枚の駒は一度で全て使うことはなく、使用するのは6枚からできます。
使用する駒が少なく盤も小さいので、持ち運びがとても簡単です。
旅行へ行ったときの持ち運びおもちゃとして利用できます。
外出先で子どもが遊ぶように持ち運ぶのに便利です。
対戦をしなくても配置図を見て、詰め将棋の問題をだしてあげると一人で遊ぶことができます。
3才以上の子どもなら、少しずつ理解して、理解すると集中して取り組むことができます。
すぐに終わるのが良い
9マス将棋なので勝負がすぐにつきます。
大人はある程度、時間をかけて楽しみますが、子ども同士の対決などは割と早くに決着がつきます。
短い時間なので集中して遊ぶことができます。
子どもは長い間、集中することが苦手です。
早く勝ち負けを決めることができるので子どもに向いているおもちゃです。
間違えやすい9マス将棋の種類
9マス将棋は書店やおもちゃ屋さんやインターネット通販で販売されています。
メディアに出た時は在庫がなくなる店が多いのですが、将棋ブームもあってかすぐに入荷するので手に入りやすくはなっています。
ネットの口コミでよく見かけるのが「9マス将棋だと思って購入したら9マス将棋カードだった。」という口コミです。
店頭ではそんな間違いはあまりないと思いますが、通販ではよくある買い間違えが多いようです。
パッケージが似ているから間違える人が多くいるみたいです。
9マス将棋カードは初期配置図をカード形式でさらに遊びやすくしたものになります。
配置パターンも56通りあるので9マス将棋をより楽しむことができます。
カードと駒は好みによりますが、間違えて購入してもどちらでも楽しめることに間違いはありません。
こちらが9マス将棋カードになります。
9マス将棋カード 幻冬舎 日本将棋連盟監修・推薦商品 6歳から
9マス将棋を無料で遊ぶ方法
9マス将棋を購入しないで無料で9マス将棋を楽しむ方法としてアプリや無料フラッシュがあります。
無料フラッシュは見つけることはできませんでしたが、アプリは「9マス将棋VS」というのがあります。
無料のアプリですでに10万DLを突破している話題のアプリです。
1人遊びではランダムに表示される盤面でコンピューターとの対戦になります。
2人遊びでは一つのスマホで交互に駒を動かし対戦することができます。
スマホでできるので暇つぶしにはピッタリのゲームです。
まとめ
9マス将棋は発売前から話題になっていたことだけあって、とてもおもしろい将棋です。
我が家の長男は初めての将棋で、最初は「これは何?どう動くの?なんて書いてるの?」と疑問ばかりでした。
対戦を重ねるたびにコツをつかみ、今では独自の必勝法があるようです。
本格的な将棋をするまでには至っていませんが、本格的な将棋をするまでのステップアップとして最適です。
親が子どもに将棋を教えるのも優しく簡単に教えることができます。
本格的な将棋を教えるには、覚えることが多すぎて子どもも理解するのに時間がかかります。
9マス将棋は最低限の駒で対戦するのでその時に使用する駒の動きだけを教えればスタートできます。
3分程度あれば子どもは簡単に理解できるので、とてもおすすめです。
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