水をかけるだけでくっつく不思議なビーズおもちゃのアクアビーズ。
子どもに人気のおもちゃですが、知育玩具としてどのような効果があるのか調べてみました。
アクアビーズの仕組みや特長も合わせて紹介します。
アクアビーズとは？
シルバニアアファミリーや野球盤やサッカー盤で有名なエポック社から発売された玩具です。
アクアビーズはアイロンを使うことなく水だけでくっつく不思議なビーズです。
色々なイラストシートに合わせてビーズを並べて水をかけるとビーズがつながって固まります。
ビーズで絵を描くように作品を作ることができます。
アクアビーズの特徴や仕組みは？
水だけでくっつく
アクアビーズ最大の特長は水だけでビーズがくっつく不思議なおもちゃです。
ビーズとビーズをつなげるために針・糸・接着剤などは必要ありません。
水だけで簡単に作ることができます。
どうして水でくっつくのかと言うと原材料に理由があります。
アクアビーズの原材料にはポリビニルアルコールが使用されています。
ポリビニルアルコールは合成樹脂の一種で洗濯のりや接着剤に使用されています。
一番イメージしやすいのは切手の裏についているノリだと思います。
切手の裏ノリは乾いているときは触ってもベタベタしないですが、水をつけるとベタベタなノリが浮き出てきます。
アクアビーズもこの現象と同じことがおきます。
ビーズ自体にノリがついている状態で水をつけることにより成分が溶けて周りのビーズとくっつく仕組みになっています。
安心して遊べる
アクアビーズはアイロンなどの熱をまったく使用しません。
対象年齢は6歳以上にはなっていますが、3・4歳頃からでも遊べるほど安全性が高いおもちゃになっています。
万が一、子どもが誤飲してしまうことがあってもビーズには苦味がついています。
小さな子どもの誤飲を防ぐ目的として苦味がつけられています。
苦味の成分は健康に影響のないでデナトニウムベンゾエイトという成分が使用されています。
殺虫剤や洗剤などにも含まれている成分になります。
口に入った瞬間に吐きだしてしまう苦味成分で誤飲から子どもを守っています。
簡単に作れて楽しめる
アクアビーズは絵を描くような感覚でビーズを並べて作品を作ります。
イラストシートを使えば、シートと同じ色のビーズを上から乗せていくだけで簡単に作品が作れます。
ビーズを並べて水をかけるだけなので小さな子どもでも作ることができます。
アートペンを使ってビーズをトレイに置いていくと絵を描いているような感覚になります。
アクアビーズの作り方は？
①ビーズをのせる
イラストシートに合わせてビーズを並べます。
②水をかける
きりふきでビーズに水をかけます。
③できあがり
水が乾けばできあがりです。
ビーズ同士はくっついて固まります。
アクアビーズの種類は？
アクアビーズは全部で48種類あります。
まんまるのビーズ（まるビーズ）が全部で20色あります。
宝石みたいなビーズ（キラキラビーズ）が全部で8色あります。
カクカクしたビーズ（ポリゴンビーズ）が全部で20色あります。
たくさんのカラーを使って幅広い作品を作りたい人は5000ビーズバスケットセットが販売されています。
5000ビーズのキラキラバケツセットも発売されています。
アクアビーズの子どもへの効果
アクアビーズは子どもの豊かな感性をはぐくみます。
集中力がつく
ビーズを並べる遊びなので集中力が養われます。
1つ1つビーズを並べていく作業は集中しないと違う色の所にビーズが入ることがあります。
創意工夫ができるようになる
色や形を考えながら作る過程が子どもの豊かな創造力を育みます。
イラストシートを使わないでオリジナルで創造力を膨らませながら作ることもできます。
色彩感覚が磨かれる
色彩についての興味が芽生え色彩感覚が磨かれます。
たくさんの色のビーズを使う事で色への興味が深まります。
達成感が味わえる
完成時の達成感は子どもの自信につながります。
自分でビーズを並べて自分で水をかけて固めることができた時の喜びは自信になります。
まとめ
アクアビーズは長年愛されているロングヒット商品です。
セットでの販売やビーズのみの単品販売もあります。
ディズニーやすみっこぐらしなどのキャラクターとのコラボ商品も多数発売されています。
初めてアクアビーズをする人にこれ一つでアクアビーズが楽しめるコンプリートセットがおすすめです。
完成した作品をプレゼントしたり、交換したりして楽しむことができます。
マグネットやピンなどを貼りつけてアレンジすることもできます。
関連記事：アクアビーズを上手に作るコツ！反った！割れた時の直し方！
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