新生児の沐浴後のケアはとても大切です。

一人で沐浴をする場合などは、ベビーバスの片づけなどで、赤ちゃんのケアを忘れがちになります。

新米パパ、新米ママなどは、「赤ちゃんのケアって何をすればよいの?」という人もいます。

赤ちゃんのケアを知らないと乾燥肌・湿疹・感染症など様々なトラブルを引き起こすことがあります。

赤ちゃんがトラブルにならないためにも、沐浴後にする赤ちゃんのケアを知っておきましょう。

沐浴後

沐浴後にする新生児のケアの仕方

ベビー綿棒で耳の水分をとる

沐浴の最中に赤ちゃんの耳に水が入ることがあります。

初めての子ども・初めての沐浴の場合などで耳に水が入るととても焦ります。

あがってから慌てて綿棒をツッコんだり無理に水をだそうとガーゼでこすったりする人がいます。

「中には中耳炎になるのではないか?」と心配して病院に連れて行く人もいます。

基本的に耳に入った水は自然に蒸発するので、中耳炎になることはありません。

慌てて綿棒を入れてこすったりすることが原因で外耳炎になる場合があるので強くこすったり無理に出そうとしないようにしましょう。

見える範囲に水分がついていればベビー綿棒で優しく拭いてあげましょう。

耳たぶと耳の入り口付近の水分を拭くだけで十分です。

沐浴後の耳掃除

おへその消毒とケア

へその緒は生まれてから1週間~2週間程度で取れます。

入院中にとれる赤ちゃんもいてますが、退院して沐浴するときにへその緒がついている赤ちゃんの方が多いと思います。

へその緒は傷口と同じようなものなので、沐浴後は必ず消毒する必要があります。

消毒セット・綿棒・へその緒を入れる箱などは一般的に産婦人科の入院セットなどに入っています。

退院の際にももらえなかった場合は、マキロンなど市販の消毒液で大丈夫です。

綿棒やガーゼに消毒液(マキロンなど)をしみこませ、へその緒の付け根部分を消毒します。

へその緒は3週間程度で取れるので、とれてからもしっかりと乾燥するまで消毒をつづけた方がよいです。

じゅくじゅくしたり血がでることもありますが、とにかく消毒と乾燥をしっかりとして様子を見ましょう。

おへその周りも赤くなってきたり、おへそから悪臭がしたり、膿んだり、血が止まらない場合は病院へ受診しましょう。

消毒後に気を付けてあげるポイントとして、オムツでへそ部分を隠さないことです。

おへそは乾燥させなければならないので、オムツでへそを覆ってしまうとムレる原因になります。

へそが乾燥するまでオムツはへそ下まで折りこんで使用しましょう。

お風呂あがりの保湿スキンケア

沐浴あがりで特に大切なのがスキンケアになります。

赤ちゃんの肌はとてもデリケートで乾燥しやすいです。

沐浴後5分以内にスキンケアをするようにします。

お風呂あがりの5分以内に素早く塗るのがポイントです。

保湿するクリームやローションは色々な種類があります。

夏場はローション系、冬場はクリーム系と使い分けるとより効果的です。

ローション系を使用する場合は1円玉、クリーム系は人差し指の第一関節程度の量を伸ばして使います。

おでこ・鼻・ほっぺなどにつけ、手のひらを滑らすように塗ります。

口の周りや耳の付け根など乾燥しやすい箇所を重点的に塗ります。

腕や足の関節部分やしわの部分などにも丁寧に塗りましょう。

 

母ちゃん母ちゃん

妊娠中のママが利用しているマタニティークリームの無添加商品は、赤ちゃんにも使用できます。

妊娠中に変わってしまった体系を出産後に戻すときにできるデコボコ肌のケアにも使えます。

ママと同じクリームを使うので赤ちゃんも安心です。

産後の引き締めケアにもマタニティクリームは使用できるので、とても便利です。

妊娠中・出産後・赤ちゃんにもつかえる万能クリームです。



ベビー用ヘアーブラシで髪の手入れ

髪の手入れはあまりしなくてもよいのですが、赤ちゃんの髪の毛は細いので絡まりやすくなります。

髪の量が多い赤ちゃんはボサボサになったりするので、ブラシを使うと髪を整えることができます。

ベビー用のやわらかいブラシを使用し頭皮に強く当てないように使用します。

髪ブラシ

水分補給は白湯?母乳?ミルク?

沐浴後の水分補給は、白湯ではなく母乳のほうがよいです。

完全ミルクの場合は、沐浴をするタイミングと授乳するタイミングに注意しましょう。

病院で「沐浴は授乳後1時間程度してから入るように」と言われるのでミルクを授乳してから沐浴し、「あれ?水分補給は?」となる場合があります。

「1日のミルク量があるので沐浴後にミルクがあげれない」という状況になってしまいます。

その場合は白湯を飲ましてもよいのですが、ミルクを沐浴後に飲ませるようにタイミングを考えましょう。

沐浴前にミルクを飲んでいたら、沐浴後にそのまま疲れて何も飲まずに寝てしまう赤ちゃんもいます。

沐浴の時間帯とミルクの時間などを毎日ルーティン化することで赤ちゃんもリズムが作りやすくなります。

沐浴は授乳前にし、沐浴後の水分補給はできる限り母乳かミルクでおこないましょう。

まとめ

沐浴後のスキンケアやお手入れなどは赤ちゃんと楽しくスキンシップをとる時間でもあります。

ローションやクリームを優しく塗ってあげる事で赤ちゃんはリラックスして落ち着きます。

たくさん話しかけながら、体をチェックしたり、やさしくマッサージをすると赤ちゃんは喜びます。

産後は赤ちゃんの事ばかりになってしまうのでママのスキンケアがおろそかになってしまいます。

沐浴後は赤ちゃんのスキンケアと一緒にママ自身のスキンケアも大切にしましょう。

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