子どもの足は7歳くらいまでどんどん大きくなります。

足の大きさに比例して靴の大きさもどんどん大きくなっていきます。

子ども靴は足のサイズに適したものを選ぶことが大切です。

子どもの足は柔らかく、サイズが小さい靴でも履けてしまいます。

気づかないうちに歩き方が不自然になったり、足の形が変形したりする場合もあります。

大人が定期的に子どもの足の状況・靴のサイズを計測してあげましょう。

足のサイズの測り方

足のサイズを測るときは足長・足幅・足囲の3箇所を計測するのがポイントです。

足長

足長

かかとからつま先までの長さになります。

力が入り指先を丸くしないように指を広げて計測します。

足が浮いていないか確認し、ものさしやスケールで測ります。

足幅

足幅

親指の関節部分で一番でている部分と小指の関節部分で一番でている部分までが足幅になります。

足幅は子どもの靴選びでは非常に重要な計測箇所になります。

長さに十分余裕のある靴を選んでもこの足幅がきちんと入らないと擦れてしまったり皮膚が固くなったりします。

一番でている部分を計測することが大切です。

足囲

足囲

足幅の一番でている部分で足の裏から足の甲までを一周させたサイズになります。

足幅の位置に合わせてスケールなどで計測します。

足幅と同様で子どもの靴選びで重要なポイントになる箇所なのでしっかりと計測しましょう。

靴をチェックする

子どもの靴のサイズが今の靴に合っているのか定期的にチェックすることが必要です。

子どもの靴が合わなくなってきたときには必ず何かしらのサインがあります。

このサインを見逃さないようにチェックしましょう。

子どもからのサイン

  • 擦れて赤くなったり、擦れた部分の皮膚が固くなる。
  • つま先に余裕がなく、指を動かしにくそうにする。
  • 靴の上から触ると、足の甲や指がきつく痛がる。
  • 足の甲・くるぶし・アキレス腱が履き口に食い込んでいる。
  • 歩き方が不自然になる。
  • よくつまづいたり、こけたりする。

靴の選び方

靴のサイズは同じサイズでもメーカー・デザイン・素材などによって少し異なります。

「いつも16cmの靴を履いているから、このメーカーの靴も16cmでいいかな。」と選ぶのではなく、必ず実物を見て確認しましょう。

ネットで簡単に安く購入できるようになっていますが、子どもの靴は実店舗で見て・履いて・歩いて確認することが大切です。

靴を選ぶポイント

    • 靴とつま先の間に5mm程度の余裕があるか確認する。

一般的には5㎜~1cm程度の余裕がある方が良いとされています。

子どもは指先を動かしバランスをとったり、踏ん張ったりします。

足先部分に余裕がないと指を動かすことができないので、運動能力も発達しにくくなります。

 

    • 足の甲を調節できるか確認する。(マジックテープ・ヒモ付きを選ぶ)

サイズが合っていても足の甲がきつくては足を痛める原因になります。

足の甲が分厚い子どもは、マジックテープやヒモで調節できる靴を選びましょう。

 

    • 中敷きの取り外しができるか確認する。

子どもは汗をよくかくので靴はすぐに臭くなってしまいます。

中敷きの取り外しができると手入れがしやすく、乾きも良いです。

中敷きの汚れ方(指の跡)でつま先に余裕があるか確認することもできます。

 

    • 両足で試し履きをする。

子どもの足は左右で足長・足幅・足囲は多少異なります。

片足だけで試し履きをするのではなく、両足を履かして実際に歩いたりして確認しましょう。

 

    • 本人の履き心地

どんな靴を選んでも最終的には本人が気に入ることが重要です。

大人がベストなサイズの靴を選んでも「これ嫌!」となってしまうことがよくあります。

子どもが気に入り、履き心地がよく、足にフィットする靴を見つけるために根気よく靴を探し選びましょう。

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子ども靴のサイズ目安

子ども靴のサイズ表

サイズ目安

子どもの靴は1年で大きくサイズが変わります。

子どもの足の成長スピードには個人差がありますが、0歳~1歳までは1年で約2cm伸びます。

2歳~3歳までは1.4cm程度伸び、4歳~6歳までは1.0cm程度伸び、7歳からは少し伸びるスピードが緩くなり0.8cm程度が1年で伸びます。

3歳までは3か月ごとに靴のチェックをしましょう。

4歳くらいからは半年に1回程度を目安に靴のサイズを確認してあげることが大切です。

子どもの足を計測する便利な方法

足計測用紙をダウンロードする

3歳くらいまではじっとすることができないので、足のサイズを測ることが難しいです。

家で、ものさしやスケールで測ろうとしても動いたり嫌がったりして測れないことがよくあります。

我が家ではダウンロードできる足計測用紙を使用して計測しています。

足を計測する時に便利な計測用紙をダウンロードできるサイトがいくつかあります。

この用紙を利用すると子どもは嫌がることなく計測することができます。

アシックスの子ども足計測用紙をダウンロード

キッズランドの子ども足計測用紙をダウンロード

「フッ撮る」利用する

我が家が出かけた時に必ずチェックする方法として「フッ撮る」を利用する方法があります。

「フッ撮る」は子ども靴専門店のGenki-Kidsの店舗にある足型計測機のことです。

裸足で計測機の上に乗り計測すると足長・足囲・足幅・靴のサイズ目安がすぐにわかる機械です。

足の写真とサイズが記載している紙を印刷してくれてプレゼントしてくれるので、半年ごとに計測しに行き、ファイリングしています。

子どもの足の成長を残せるので、おススメです。

お店の人が靴選びのアドバイスもしてくれるので、我が家はよく利用しています。

全国展開しているので、お近くのゲンキキッズを訪れた際は、「フッ撮る」を試してみてください。

まとめ

子どもの靴選びはとても重要で、定期的にチェックすることが大切です。

我が家では長男のおさがりの靴を次男に履かせていたことがあり、こける回数が多くなることがありました。

少し歩くだけでつまづいたり、こけたりし、ケガをして足は傷だらけになることがありました。

きちんと次男に合った靴を購入して履くと、こけることが少なくなり、その時になって初めて靴が原因だったことがわかりました。

それ以来、靴はおさがりではなく本人に合った靴を購入するようにしています。

子どもの運動の能力や発達に直接関係してくる足や靴の知識を大人が知っておくことが大切です。

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