夏の風物詩といえば風鈴です。
エアコンの普及で一般家庭ではあまり見ることのなくなった風鈴。
昔から風鈴の音を聞けば涼しくなるといわれています。
子どもの暑さ対策にも使えるのでは?と考えて手作りの彩風鈴を長男と作ってみました。
手作りで簡単!彩ふうりんとは!
美濃粘土から発売されている絵や字が描けるふうりんになります。
自由にデザインできるふうりんとして人気です。
本体だけではなく短冊にも自由に絵や模様を描くことができます。
世界に一つだけのオリジナルふうりんを作ることができます。
彩ふうりんの特徴
陶器製で彩色しやすい
彩ふうりんは陶器でできています。
陶器なので字や絵が非常に描きやすいのが特徴です。
吸水性があるのですらすらとした描き心地でデザインすることができます。
形がオーソドックスなので彩色しやすくなっています。
色々なペンで描ける
彩ふうりんはクレヨン・色鉛筆・絵の具・油性ペンなど色々な画材で描くことができます。
短冊にも同様に絵や模様を描くことができます。
音が大きすぎない
金属・ガラス製・真鍮製の本格的な風鈴とは異なり、陶器なのでやわらかい音が鳴ります。
大きすぎず・小さすぎずで絶妙な音色になっています。
子どもがゆすっても耳障りにはならない程度の音になっています。
組み立ていらず
吊り下げ用の糸を通したり、本体にあたる鐘の部分を作るなどの面倒な組み立てがありません。
陶器でできた完成品の風鈴なので、絵や模様を描くだけになります。
保育園や小学校の教材や高齢者施設などのレクリエーション工作としても多く使用されています。
彩ふうりんの作り方
①本体に好きな絵や模様を鉛筆で下描きをします。
※鉛筆で薄く描くのがコツです。
②本体の下書きを見ながら色を塗ります。
※ビーズなどの立体的な装飾をつけるとおしゃれになります。
③短冊にも模様や絵を描いて完成です。
※ニスを塗るとつやが出てきれいな風鈴になります。
彩ふうりんを作った長男の感想
絵を描いたり色を塗ったりするだけやから簡単やった。
丸くなってるからちょっと描きにくかった。
乾いたら透明になるボンドでビーズを貼りつけた。
出来上がりの音がめっちゃきれいやった。
風鈴の音を聞いたらなんか涼しくなった気がする。
なぜ風鈴は涼しくなるの?こどもへの効果は?
長男の感想でも出たように風鈴の音を聞くとなぜ涼しくなるのか?
調べてみると日本人の脳が原因のようです。
脳の思い込み
昔から風鈴の音は涼しいと聞いて育っている日本人は脳が「風鈴は涼しい!」と思い込んでいるみたいです。
その思い込みで気温が下がったように感じたり、人によっては体の温度が実際に下がったりすることもあるようです。
長男は風鈴は涼しいと感じましたが、次男・長女は音を聞いても涼しくないと言っていました。
風鈴時代を過ごしていない子どもたちには効果はないように感じます。
それでも家で風鈴をつけて、大人が涼しい・涼しいと言っていれば子どもたちも涼しいと言うようになります。
1/fゆらぎ効果
滝の音や美空ひばり・宇多田ひかるなどの歌手の声などには1/fゆらぎ効果があると言われています。
1/fは何だかよくわからないけどこの音を聞くと心地よいと思うようなゆらぎ音のことをいいます。
音を聞いて心地よくなるという事は体がリラックスできている状態になります。
暑いと気持ちがイライラしてしまいますが、1/fゆらぎの音を聞くと心が落ち着きます。
そのリラックスした気持ちが暑さをおさえてくれていると言われています。
大人の人には効果がありそうですが、子どもたちにはあまり効果はなさそうです。
まとめ
ふうりんの音を聞いても子どもたちには暑さ対策にはならないようです。
やはり大人と同様、エアコンの効いた涼しいところにいるのが一番の暑さ対策になりますね。
子どもたちは風鈴を工作として作れるだけで満足なので、その後の効果なんて気にしていません。
涼しい室内で子どもと一緒に風鈴を作り、部屋に飾ってたまに音を楽しむのがおすすめです。
夏休みの工作としても人気の手作り風鈴です。
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