我が家の長男と次男はサッカーを習っています。

チームの友達からサッカーノートの話を聞いた長男と次男はサッカーノートに興味を持ちました。

サッカーノートがどこで売ってるのか調べたり、内容について色々と調べてみると色々な種類が販売されていることがわかりました。

    • hummelのサッカーノートなど

これらのノートはいずれも字が書ける子どもが対象になっています。

小学校低学年でギリギリ書けるようなノートばかりです。

年中や年長の字が書けない子どもでも記録として残せるノートはありません。

ないなら手作りでサッカーノートを作ろうと考えました。

今回はオリジナルの小学低学年以下でも書けるサッカーノートを紹介します。

サッカーノート

サッカーノート(練習用)

サッカーノート

練習前の目標

一番大切な項目である練習前の目標は一番上に大きく書くようにします。

練習前に目標をきちんと決めておくことで練習の時に目標を意識しながら取り組むことができます。

目標の内容としては

  • 1人をドリブルで抜く
  • インサイドキックで2回パスをする
  • シュートを3回する
  • 左足で5回蹴る

など簡単に達成でき具体的な内容にする方がわかりやすいです。

達成できない目標より簡単に達成できる内容を積み重ねていくことの方が大切です。

日時・場所

日付はノートを見直すときに思い出すことができるので書くようにします。

場所も同じで習い事でサッカー練習をした場所を書きます。

サッカーを習っていない子どもでもサッカーを練習した公園やグラウンドの場所を書くようにします。

練習メニュー

どのような練習をしたのか内容を書きます。

練習に固定した名前を付ける必要はありません。

練習内容を思い出し子どもに練習の名前をつけさせてあげましょう。

大人が決めた○○練習などと書いても子どもが読み返した時にどんな練習だったか思い出せません。

自分で考えた練習の名前はきちんと覚えるので読み直した時に「あの練習だ!」と思い出すことができます。

点数表

年中・年長でも書けるノートの最大の魅力はチェック式にしている事です。

この項目だけは大人とコミュニケーションを取りながら〇×をつけるだけなので字が書けなくてもできます。

字を書く項目もありますが、年中・年長の子どもはこの項目の丸付けをするだけでとても楽しくなります。

全てを大人が書くのではなく、自分も一緒に書いているという意識になるのでやる気になります。

点数表の内容としては

  • あいさつはできたか
  • パスは強く蹴れたか
  • シュートはおもいきり蹴れたか
  • パスはインサイドでできたか

など具体的な内容を子どもに合わせた項目で作ることができます。

子どもに求めたい事や頑張ってほしいことなどを前もって記入しておきます。

書くときには大人が読み上げて、子どもに考えさせて〇か×を書かせていきます。

この点数表で最も重要なのが最後の質問で「練習前の目標はできたか?」という項目を必ず作ることです。

練習前の目標を達成できたかできていないかを考えさせて、自分を客観的に見る力を養います。

サッカーノート

点数表を書いた後は〇の数を数えさせて合計を記入します。

練習メニューでのミニゲームなどで点を入れたらボーナス点として10点加算されるなどのゲーム要素も取り入れています。

合計点数が何点になればすごいと点数表の目標数字も記入しておくとモチベーションが上がります。

年中・年長で字が書けない子どもはこの点数表だけを書くだけでやる気につながります。

次の練習から項目を思い出ししっかりと頑張るようになります。

良かった所・悪かった所

一日の練習でどこがよくて、どこが悪かったのかを記入します。

一つでは少ないしたくさん書くのも難しいので2つ程度がベストだと思います。

年中・年長の子どもには大人がサポートしながら一緒に書いてもいいと思います。

何もないところに文章を書くことは子どもにとって難しい作業です。

「どんな内容でも思ったことを好きに書いていいよ。」というようなサポートが必要です。

これからの目標

これからの目標は大きな目標でも小さな目標でもなんでもいいので書かせるようにします。

今日の目標とは異なり、これからの目標なので毎回同じ内容を書く場合もあります。

何度も同じ内容を書いていればそれだけその目標に対しての思いが強いと判断できます。

逆に一回だけしか書かないような内容の時は達成できたか、そこまで深く考えていない目標だったと判断できます。

サッカーに向かう姿勢ややる気をこれからの目標から感じとることができます。

サッカーノート(試合用)

サッカーノート

練習ノートとは別でトレーニングマッチや公式試合などの場合は試合用に記入するようにします。

試合前の目標や日時・場所は同じで試合名を追加しています。

点数表に関しては全体・攻撃・守りのカテゴリーに分けてより具体的なチェック項目にしています。

全体のカテゴリーには挨拶・片づけ・やる気などの基本的な事を主に書いています。

練習用と同じように〇の数の合計を最後に書くようにしています。

良かった所・悪かった所も攻撃と守りについて一つずつ書くようにします。

攻撃と守りを意識させてどっちをよく頑張っていたのかがわかるようになります。

練習用ではこれからの目標の所を次の試合でがんばることに変更しています。

次の試合で頑張ることは次の試合前の目標とつながってきます。

試合での動き・レベル・成長に合わせて点数表の項目を変更していくと良いです。

サッカーノートの効果は?

長男は字が書けるので本人に任せるようにして、次男は大人と会話をしながらノートを一緒に記入しています。

この手作りサッカーノートを書きだしてからサッカーをしているときに考えながらプレーをするようになりました。

今日の目標や点数表の項目を思い出しながら意識をして取り組むようになりました。

字が書けない次男には特に効果的で全ての項目を〇にしたいと思い頑張るようになりました。

より高得点を出すために、試合で点を入れてボーナス点をゲットしようとやる気になっています。

項目を具体的に書いていることでやるべきことがはっきりとわかっているという事が大きいと考えます。

まとめ

サッカーノートは続かない子どもがとても多いです。

続かない原因としては文字を書くのが手間という事もありますが、一番の原因は思いつかないことだと思います。

何も書いていない白いノートから文字を書くことはとても難しく何を書いたらいいのか思いつきません。

最初から項目が書いてあるノートにチェックする方が子どもには簡単です。

点数表で〇をしたところは良かった所につながり、×をしたところは悪かった所につながります。

項目についてチェックしているうちに良かった所・悪かった所が自然と思いつくようになります。

ネットでテンプレートをダウンロードできる無料のサイトなどもありますが、どれも項目が記入されている物はありません。

アプリなどを使って記録を残しても書く作業がないので頭に入りにくいです。

項目は子どもの成長に合わせて追加したり、変更していくことができるので世界に一つのサッカーノートになります。

ノートではなくプリント式になってしまうのがデメリットですが、ファイリングすればノートのようになります。

子どもと一緒に作ることで子どもとのコミュニケーションも多くなります。

楽しくどんどんサッカーが上手になる手作りチェック式サッカーノートはおすすめです。



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