伝承遊びで子どもに人気なけん玉の上達方法を紹介します。
我が家の長男も保育園や家で一生懸命練習をしています。
けん玉を始める前に、伝承遊びについて、簡単に子どもに説明をしてから遊ぶのが大切です。
伝承遊びは、昔の時代から受け継がれてきた日本古来の遊びであることや色々な力が身に付くということを伝えてあげましょう。
けん玉をすることで知力・瞬発力・根気力がつくからできなくても諦めずに楽しみながらやりましょう。
けん玉の正しい姿勢とコツ
1.足を肩幅程度に開きます。
2. 利き手と同じ足を半歩前に出します。(けん玉を持つ手と同じ足)
3. 体の重心をつま先の方(前)にして構えます。
4. 軽く膝を曲げる。
5. 深呼吸をし、全身の力を抜きます。
これが基本姿勢になります。
基本姿勢は非常に重要で、全身鏡・スタンドミラーなどがあれば前からの姿勢・横からの姿勢を確認しましょう。
下半身は重心が前になるので少し力が入り、上半身はリラックスして力を抜くような感覚がベストです。
基本姿勢のまま膝を使って体全体を沈ませて、膝を使って体全体を上げるイメージです。
けん玉の正しい持ち方
けん玉には様々な持ち方があります。
技によって持ち方を変えたり、技に適応できる持ち方をする必要があります。
皿グリップ(皿もち)
玉を皿に乗せる技で使用する持ち方です。
ペンを持つように親指と人差し指でけんを持ち中指・薬指・小指でお皿部分をささえます。
大皿を上にひもが出ている方を手前にします。
大皿・小皿・もしかめなどの技で使用します。
中皿グリップ(中皿もち)
玉を中皿に乗せる技で使用する持ち方です。
中皿部分を上にして持ちます。
けんグリップ(けんもち)
剣先を玉にさす技で使用する持ち方です。
親指と人差し指で持ち、中指・薬指・小指もけんをささえます。
右手で持つ場合はひもを左側にたらします。
とめけん・ふりけん・日本一周・世界一周などの技で使用します。
ろうそくグリップ(ろうそくもち)
ろうそくという玉を中皿に乗せる技で使用する持ち方です。
大皿・小皿に手が当たらないように剣先だけを持ちます。
玉グリップ(玉もち)
玉を持ち剣先をさす技で使用する持ち方です。
握らず軽く指で持つようにします。
飛行機・灯台などの技で使用します。
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けん玉が上達するコツ
膝を使う
けん玉で一番重要な部分は膝です。
膝を上手に使うことがけん玉が上手になるコツになります。
けん玉を持つときには全身の力を抜き、ひもと玉を完全に静止させます。
膝を使って体全体を沈めて、膝を伸ばしながら玉を上にあげます。
手だけで動かすのではなく体全体を使うようにしましょう。
玉が一番上に来た時に、膝をクッションのように使いながら皿で受け止めます。
玉の動きに合わせる
玉の動きが分かるように体全体と頭も玉の動きに合わせて動かします。
上達してくると、玉の動きと目線を合わすことで玉が止まって見えてきます。
穴の位置・玉の回転方向などがスローモーションのように見えてきます。
玉が止まっているように見えてきたら上達している証拠です。
持ち手はリラックス
持ち手は軽く柔らかく持つことを心がけます。
力を抜きリラックスしてから持ちましょう。
鉛筆やボールペンを持ち、上下に揺らして曲がっているように見えるほどの力で、柔らかく持ちます。
繰り返し練習
技ができるようになるためには練習が必要です。
技は何度も繰り返し練習すると体が覚えてきます。
もしかめなどは何度も反復練習することでできる回数が増えていきます。
何度も練習を重ねることが上達するコツです。
まとめ
けん玉は子どもが真剣に集中して楽しめる遊びです。
楽しく遊べるけん玉ですが、周りに人がいないか確認したり・投げたり・振り回したりしないようにきちんと子どもに伝えましょう。
家で練習する時も兄弟や姉妹がいる人は非常に危険です。
我が家も4歳の次男には「大人が見ている時にしかけん玉はしない」とルールを決めています。
楽しさと同時に危なさも伝えれるのが伝承遊びの魅力です。
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