サイコロを転がしてお話を作るローリーズのストーリーキューブス。
話す力・表現力・想像力が養われる知育玩具です。
大人の脳トレーニングにもなり、子どもから大人まで楽しめるおもちゃです。
ここではストーリーキューブスの意外と知られていない対象年齢までの遊び方を紹介します。
ストーリーキューブスは2歳から遊べる
ストーリーキューブスの対象年齢は公式を見ると6歳からとなっています。
6歳からでないと遊べない知育玩具なのかというとそうではありません。
9つのサイコロを使わなくても少ないサイコロで遊ぶこともできます。
遊び方は色々あり、年齢に合わせた遊び方ができるので2歳頃から遊ぶこともできます。
対象年齢は6歳からですが、2歳から6歳までも十分に遊べる知育玩具です。
ストーリーキューブスの遊び方(2歳~4歳頃)
絵柄を答えるゲーム
キューブに描かれている絵やマークが何か答えるゲームになります。
キューブを振って出た絵やマークが何か大きな声で言います。
「これは〇〇!」「これは〇〇みたい!」と自分が見て感じた物を言葉で表現します。
人によって違う物や形に見えます。
正解はないので子どもが見えた物や形を思いつく限り言葉で表現してもらいます。
出てきた答えに対して共感して褒めてあげることが大切です。
自信を持ってこれが何か言葉で伝える事で言いたいことが言える力がつくようになります。
パラシュートの絵が風船・洗濯ネット・メロン・クモの巣など子どもにしか思いつかないような言葉がでてきます。
音遊びゲーム
キューブに描かれてる絵やマークを擬音語で表現する遊びです。
キューブを振って出た絵やマークの雰囲気や様子を表す擬音語で表現します。
炎の絵 → メラメラ・ボーボー
稲妻の絵 → ピカッ・ゴロゴロ
目の絵 → ギョロ・パチパチ
兄弟や家族で楽しむ場合は絵柄を答えるゲームと組み合わせる事もできます。
1人がサイコロを振って、出た絵やマークを言葉にします。
次の人はその言葉に関係するものを擬音語で表現します。
自分が思っていたものとは違う言葉が出た時にとっさに考える力がつきます。
相手の言葉にテンポよく反応できるようになります。
絵柄を説明するゲーム
キューブに描かれている絵やマークが何か答え、それに関するイメージを膨らませるゲームになります。
キューブを振って出た絵やマークが何をするものなのか、どういう風に使うのかなどを表現します。
何かを答えるだけではなく、どのような時に使う物なのか、どういう物かを文章で答えるようにします。
時計の絵 → 家の壁にかけてある・何時か調べる物
磁石の絵 → 色んな所にくっつく・冷蔵庫に貼りつけてある
手の絵 → じゃんけんをしている・ないと困る体の一部
表現力を豊かにする力を身につけることができます。
言葉をたくさん知っておかないと文章が中々でてきません。
言葉の数を増やし文章になるように考えるようになります。
ストーリーキューブスの遊び方(4歳~6歳頃)
2個で物語作り
キューブ2個でストーリーを自由に考えて表現するゲームです。
矢印と懐中電灯の絵 → 懐中電灯を矢印の方向に照らしました。
睡眠と炎の絵 → 寝ている間に火事になりました。
子どもは2つの絵柄を見ると最初は簡単な表現しかできません。
慣れてくると自分が別の人や物になったことを想像して気持ちや行動を言葉で表現するように伝えます。
出た絵のどちらか1つを選んで主役にします。
「朝起きたら懐中電灯になっていました。」と話を始めて、その時の気持ちを表現します。
「暗い部屋を明るくすることができるので嬉しいと思いました。」○○と思いました。とつなげていきます。
その後の行動として、「そして、矢印の先にある部屋を全部明るくしていきました。」そして○○しました。と展開していきます。
言葉が途切れるような文章ではなく筋道を立てて考える力が身につきます。
自分を違う物に置き換えて話を作ることで想像力が広がります。
ジェスチャーゲーム
キューブの絵やマークを体の動きや顔の表情で当てるゲームです。
キューブを振り、出た絵柄やマークを相手に見せないでジェスチャーします。
相手はそのキューブが何なのか答えます。
体を使って表現することで相手にアピールする力が身につきます。
キューブ1つで慣れれば、2・3個と増やして自分が考えたストーリーをジェスチャーします。
相手はその動きや表現を見て、どのキューブが使われているのか考えます。
表現する方・答える方もお互い考える力が養われます。
顔や動きで表現することでコミュニケーション能力が磨かれていきます。
絵を作る
キューブで一枚の絵を作って遊ぶことができます。
紙やスケッチブックを準備してその上にキューブを自由に組み合わせて置いていきます。
ペンや鉛筆で絵を描くのと同じように頭に思い描いた内容をキューブで絵にしていきます。
我が家の次男が作った作品は「洞窟の中で宝探しをしている」絵です。
「鍵を使って洞窟に入る」「足音を立てずにゆっくりと歩き電気をつける」「宝を探す」が表現されています。
キューブの組み合わせで色々な絵を描くことができます。
想像力・発想力が豊かになり、メルヘンな世界観が広がります。
まとめ
ストーリーキューブスの対象年齢は6歳からですが、6歳までに遊べる遊び方を紹介しました。
ストーリーキューブスは遊び方が決まっていないことが魅力の一つです。
子どもたちが考えたりして色々な遊びが発見されます。
その発見された遊びは意外と2歳頃の子どもでも遊べる内容の場合があります。
安全に使うという事で対象年齢は6歳からになっていると思いますが、安全を確保すれば小さな子どもでも遊べます。
言葉が少なくても想像力や発想力は身についていきます。
子どもの脳は吸収力がすごいので、聞く力・話す力・考える力がどんどん身につきます。
ストーリーキューブスは大人になっても遊べるので長く遊べてコストパフォーマンスにも優れています。
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